7話 責任の所在をはき違えて自分を傷つけるな

今日は釣りを石垣島の最北端の平久保で釣りをしてきた。

 

というより、年上の釣り好きな友人に連れて行ってもらい、ごはんまでいただいた。

 

結果としては持って帰る魚は一匹もなく、釣れた魚も少なかった。

私は釣りに連れて行ってもらって、やり方まで学びかなり有意義な時間だったが、友人は違った考えを持っていた。

 

せっかく連れてきたのに満足に魚が釣れずに申し訳ないという。

 

自分と目的の相違があった。

私は釣りを経験できて、一つでも学べることがあればノルマはクリアだ。魚が釣れないのが当たり前で連れたらラッキーという感じなのでそこまでの欲も出していない。だからこそ気分良く帰れる。

 

課題の分離をしてみると、

友人の課題:俺に魚をたくさん釣る経験をさせる。

自分の課題:1日に意識ができる学びをする。

 

なので私は満足していても、私のことを満足させるための自分の課題を達成できていない友人の感情に見えない責任がのしかかっている。

 

責任は自分でできることだけにフォーカスすればいい。

魚釣りに来させて釣り方を教えること、はコントロールできることだが、

 

魚を釣らせることはできない。

 

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない。」

と同じ理論だ。

 

無意識のうちに、自分のせいじゃないことをまるで自分の責任かと思って自分を責め続ける人がいる。

かつての自分もそうだったが、自分がコントロールできることだけに注力する方が楽で、楽しく生きられる。

 

それが結果として周りの人の感情にもプラスの影響を与えていく。

大事なことは問題を細分化して細かく分け、自分にできることと、できないことを明確にすることだ。

 

そうすれば、自分のせいで、、、なんて思うことはほとんどなくなるはずである。