自分が正しいって強く思う時ない?筋の通し方は人それぞれだ
筋の通し方に正解はない
最近このことについて、改めて考えさせられることがあった。
久々に後輩の女の子と話をしたら、「会社をやめようと思っているんです。」
なんていう事態になっているという。
自分としてはなかなか連絡が取れず話を聞けなかったので申し訳ないと思っていたが、話を聞いてみると自分に合わない上司がいて、適応障害のような症状になっているという。
適応障害について
そこで適応障害について少し書くと、以前自分が精神科のあるところで仕事をしていて思ったのが、ほとんどの患者は適応障害とADHDだったということだ。
ADHDは集中ができにくかったり、忘れ物が多かったりなどだが、今回はそれは置いておいて、適応障害とはある状況に適応できなくなっている状態のことである。
会社に行くのが嫌な場合は、会社という状況が嫌であり。本当に苦手な上司がいたとしたら、その人と会う状況に体が強い拒否反応を示して体が通常の状態で適応できないような状況になっているということだ。
それがもっと重いのがうつ病だ。
うつ病は明確な原因がわからないため治るまでも時間がかかる。
言い換えてみれば適応障害は、環境を変えれば早い段階で元に戻る。原因がわかっているからこそ薬は効きにくい部分もあるが、
嫌いな人がいるなら、その人と会わなければいい。
行きたくない場所があるなら、そこへ行かなければいい。
と、言葉では簡単だがそういうわけにもいかないんだよ。というのが多くの意見だと思う。
自分も同じように思っていた。
会社をやめるのもやめないのも選んでいるのは自分
「会社やめられるんだったらやめているよ」と昔は何も考えずに言っていたが、最近ではやめたければやめればいいと思っている。
よくよくそのことについて考えてみると、やめないで会社に所属しているのは自分自身の決断である。別に手足を縛られていたり、身内が人質に取られているわけでもないのに、会社辞められない。と決めつけていたことに疑問を感じる。
その会社以外雇ってくれない、とか、長く勤めていたから辞めたらもったいないとか、そんな意見があることとやめられないことは、まったく別次元の話だ。
前者はやめたくないだけで、やめようと思えば辞表を書けばいいだけだ。
でも、なかなか多くの人は簡単には辞められないという。
自分の体が壊れようとも、今の状況を手放せない。
私から伝えたいことは、健康よりお金や地位が大事なんてことがあるのか?疑問を持ってほしい。
自分は人生で10個以上の職場についたことがあるが、場所を変えれば人を求めている場所はどこにでもある。
会う人が変わればその人の人生自体が変わることもある。
そのチャンスを逃してまで、何にしがみつくか。
手放せば新しい何かを掴むチャンスがある。
それは手放すまではわからない。
もちろん自分の意見が100%正しいなんてこれっぽっちも思っていない。人それぞれ考え方や筋の通し方がある以上、自分の好きなようにふらふら生きればいいとも言えない。でも健康が一番という意見よりも良い意見があったら教えてほしいです。
それくらい多くの人に自分自身を大事にしてほしい、と感じた1日でした。