ヴァイオレットエヴァーガーデンは必ず見たほうがいい

久々にブログを書き始めるが、いざ書いてみると文章力が落ちていることに気づいた。

何事も継続が必要であり、ピアノと同じように毎日やっていなければ能力が低下していくこともある。

文章を書く力もその類かもしれない。

 

ネットフリックスで色々アニメを探していたが、最近ヴァイオレットエヴァーガーデンというものにたどり着いた。

泣けるアニメランキングを調べていて、どのサイトにも上位に入っているアニメだ。

 

知り合いに聞き回っても、見て泣かなかった人はいない。

色々あった京アニの作品だ。

 

いざ見てみると、面白い。というか重い。

話の内容は戦争で両腕を失った女の子が言葉の意味を学んでいき、人の気持ちを理解できるようになっていき、最終的に「愛してる」という言葉の意味の理解に辿り着くという話だ。

 

元々、戦争孤児だが戦闘における能力は凄まじく、たまたま拾ってくれた軍の少佐に生活の面倒を見てもらって、言葉も話せなかったところから文字と言葉を学んでいく。

 

少佐といった戦争の現場で、少佐が戦死してしまう寸前に自分へ放った「愛してる」という意味がわからず、その意味をずっと知りたいと思っていた。

 

そこで、手紙を代筆する仕事で人の気持ちを手紙にしていけば愛してるの意味がわかるのではないかということもあり、代筆の仕事をして人間として変わっていくというストーリーだ。

 

戦争にずっと行って、戦闘訓練と報告書の書き方しか分からなかったところから、いろいろな人へ手紙を書き、人の気持ちや言葉の意味を一つずつ理解していく。

笑いあり、涙ありの名作だと思った。

 

Netflixで13話でコンパクトで終わってここまで完成度が高いのかと、京アニのすごさを感じた。画質もよく、元々小説だった話を映像で再現する技術も本当に素晴らしい。

 

13話に加え、スペシャルの特別の回と、映画版もあるのでぜひ見てほしいが、注意としてみる順番がある。

 

★必ず13話が終わってから映画を見ないと大変なことになる。

 

映画がアニメの続きの話になっているからだ。

たまにヴァイオレットエヴァーガーデンの映画だけ見て全然面白くなかったという人がいるが、最初の話を見ていないと内容は理解できないし、最後のオチを最初に見てしまうという人生でもったいないことをしてしまっている。

 

鬼滅の刃でいう、アニメ編を見ずにいきなり無限列車の映画を見るよりもったいない。

 

自分はたくさんのアニメを見てきたが、間違いなくトップ3に入る。

話の数も13話で終わるという点も考えるとNo.1だ。

 

神回と言われる回も入っているのでぜひ見ていただきたい。

そして、その感想を教えてほしい。

 

もし泣けなかったら申し訳ないが、我々がいかに人に忖度している種族かということを理解させられ、自分の意思をどれだけ人に伝えられているかということを考えさせられる作品だ。