お金がかかるところ
頭の悪い人には経費がむだに取られる
仕事をしていると思うことが良くある。
仕事のできない人は出来る人より余計にお金がかかる。
ミスが多ければ書類や紙を無駄にする量が多かったり、仕事が遅くて残業が多い人は、会社からして電気代や残業代も発生する。
とにかく効率が悪い人ほど無駄なコストがかかる。
仕事ができる人は、どうやったら早く処理できるだろうか、と考え無駄が少なくなる。
物質的なものだけでなく、時間にしてもそうだ。
子供は大人と逆
面白いことに、子供の時はこの逆だ。
何も手をかけなければお金はかからない。
習い事をさせたり塾に行かせたりすればお金がかかる。
バカな子供にはお金はかからないが、バカな大人にはお金がかかる。
バカな子供がとんでもないことをやらかして莫大な請求をもらうことがあるが、メジャーな状況だけに目を向けてみたい。
この根底には何があるのか、、、
それは思考力だ。思考力が子供も大人も成長のカギを握っている。
思考力が人生を左右する
物事の仮定を考えて実際に行動に移してそれを見直して、、、ということができるかどうかだ。
その習慣がついている人とついてない人では大人になって天と地ほど差が出てくる。
もはや大人になってから大きく差がつくこともある。
親が考えられなければ、子供も同じように考えない子供になる。
私が出会ってきた人の中でもこれはほとんどに当てはまる。
成長過程での変化もあるが、これはかなり稀だ。
「親の言うことを聞いていれば平気だ。」
なんて考えている人は社会に出てなんの役に立たない。奴隷と同じようなもので、言われたことしかできなくなる。
子供の頃の問題児は出世しやすい?
よくこんなことを耳にする。刑務所に入ってしまうほど見境が無かったり、認知的な問題を抱えている人は別として、ヤンキーとか問題児は大人になって出世しやすいなんてことをよく聞く。
確かに私の周りでも問題児だった人は意外に出世したり起業していたりする。
問題児は、一般的ないい子と何が違うのか?
問題児といい子の違い
私自身もとんでもない問題児だったが、私の見てきた限り問題児は、答えがない問題に直面することが多い。
いい子と言われる子たちは、親や先生のいうことをしっかり聞く都合のいい子であり、親や先生のいうことが世界だと思ってその通り動いている。
喧嘩して友達が立ち上がれなくなった時にどうすればいいのか。
学校の備品をパクって遊んでいたのをばれた時にどう対応するか。
深夜に警察に補導された時に何を言うか。
タバコが先生に見つかった時にどうするか。
など、いちいちどうすればいいかなんて学ぶ余地もなかったことに出逢うことが多い。
仕事も同じで、答えは自分で導き出すしかないことが多い。
この経験が問題児に、問題解決能力と言う力を鍛えさせているのではないかと思っている。
自分で考えられなければ損をする。そして、他人に迷惑をかけ続けることになる。
しかし、それに気づける人はかなり少ない。
仕事はつねに早くできるためにどうすればいいかを考えることが大事だ。