32 実は先日会社をクビになった

私は会社をクビになった。

以前、会社の専務兼次期社長に意見をしたのだが、それがいけなかったようだ、私の言い方に問題があったのかもしれない。

 

これで私は、1からまた人生を始め直すことになる。

 

少し突然のことなので、自分でもあたふたして本を読んでファームヒーローをすることしかできないくらいのあたふただ。

 

人生いろいろあるというが、私の場合は短期間で変なことばかり起きてしまって、本に書くにしても急ピッチで書くのも追いつかないほどだ。

 

せっかく引越したところもまさかの一週間以内に引越しという二度手間、ゴキブリ対策で買ったブラックキャップも少し使っただけでお別れとなった。

 

電気、ガス、水道も口座登録される前に解約するのでその手間もなかなか面倒くさいものである。

 

自分の人生、我ながらおかしな物語が並んで毎回気分の浮き沈みが激しいのだが、未来から見れば喜劇でしかないのであろう。

 

今まで辛いことなんてたくさんあった。

だが、それも今見れば喜劇、そう思って今を生きるしかない。

 

さて、来年の私はどうなって、どこにいるのだろう。

来週のサザエさんは、 のように計画を立ててみたい。

 

1、大賢者、本を出版する

2、街の人気者になる

3、運命の出会いをする

 

の3本だ。これは必ず達成したい。

 

とりあえず土には絶対に帰らない。

人生は最後までいろんなことを経験して、笑って語って終わらせたい。ひとつのことに一生懸命になれる人はそれでとてもすごいことだが、自分のようにいろんなことをせざるを得ない星のもとに生まれる人もいるのだろう。

 

そんな人が、同じところでずっと生きていくなんてできないのかもしれない。惰性で仕事をして生きていくよりは、1度の人生というものを悔いのないように生きてみようじゃないか。

 

焦らなくてもいい。私たちは死ぬまで生きていかなければならない。

人生は言い換えれば、使命を達成した時に土に帰るという設定がされたゲームでしかないのだから。