初めて就職した会社の同期と飲みにってきた。
みんなまっとうに生きて仕事をしているが、転職はやはり頭に入れているような感じ。
同じ会社に定年までいる、という働き方はだいぶ崩れつつあるのかもしれない。
仕事をしていないと、家に帰るのも辛くなってくる。
以前ニートの友達にも言われたことがある。
「ニートをするより辛いことはなかった」と。
これはひとつ大きな学びだ。
「ニートは働かないで楽だろう。働け!」
なんてよく聞くが、全然そんなことはない。 何故か不思議だが、働かないことで謎の責任感を感じてしまう
これは日本だけではなく、韓国などのアジア圏でも似たような習慣があるところは多いだろう。
少し違うところに目を向けて考えてみると、キリスト教では、働くことは罰という意識があるようだ。
フランスでは休むために働くというのが前提で、年間で5週間の有給休暇が与えられている。
私のフランス人の友人もただ何もしないで家で過ごしていることが多かったが、そんな生き方もある。
人それぞれ生き方は違うが、嫌なことを我慢してでも続けるより、後悔をしないような生き方を探していくほうが大事なのではないかと感じた。
結局、大学を出て、仕事は休みなく同じところで働いて、できれば有名な上場企業で、
早めに結婚して、子供も若いうちに作って、ある程度のお金を持って、
健康で過ごして、家族とは仲良くとか、、、
世間体を気にして自分の生き方というのを見失ってしまってしまう、普通だと思われていることが1つでも欠けるだけでダメな人、と思われてしまうことも多々ある。
人生で全部うまくいくなんてことはなかなかないだろう。
自分の人生の舵は自分で握れ。