諦める事を教わる日本の文化をどう思うか?

だらだらした生活をしていると、不思議と何もやる気がなくなってくる。

さすがに誰かと話したくて、夜一人で居酒屋にでも行こうかと思って外に出た。

 

家から一番近くにある居酒屋の前で驚いた。。

 

一歩が出ない。

海外にいるときはなんでもできたはずなのに、一人で居酒屋に入る勇気を無くしてしまっている自分にショックを受けた。

 

自分の情けなさを恥じた。家に帰ったら罰として腕立て伏せ100回しよう。と思ったが体がなまりすぎてそんなにできるはずもなく。7回に分けて行うという。泣

 

明日行かなかったらクレジットカードを下水に捨てるという誓いを立てたのでさすがに自分も行くだろう。

 

 

人のせいにするわけではないが、日本は諦め方を教わって育つ国だ。

子供の頃にスポーツ選手になりたいといえば、「有名で稼げる選手になれるのはほんの一握りだよ。」なんていわれることがほとんどだろう。

 

私も芸人を目指していてネタを書いたりしていたときもある。もちろん家族どころか友達にも反対される。

「芸人のほとんどは月10000円ももらえないでバイトをして生活をしてるんだよ」

なんて言われた。

 

そうやって我々は諦め方を植えつけられていく。

実は似たような習慣が金魚にもある。

 

金魚が入った水槽に、右と左に分ける透明の、しきりの板を入れる。

金魚を右に入れ、左側にえさをあげると、金魚はもちろんしきりの板にぶつかる。

 

同じことを何度かして、しきりの板を外す。

 

同じように金魚とは反対側にえさを入れても金魚はえさを取りにいかなくなる。しきりの板がなくなっていたとしてもだ。

人間はもっとやっかいだ。

人間はこの気持ちを他人に伝染させる。

 

やったこともないことをできない。お前には無理だ、なんて言ってくる

 

すると人はできないのか。とあきらめてしまう。

 

実は金魚に、えさを取りに生かせる方法がある。

それは、べつの金魚を同じ水槽に入れることだ。

 

そうすれば何も知らない金魚は壁がないことを教えてくれる。もともといた金魚は真似して動く。

 

実は人間社会も同じように成り立っている。

 

諦めてはいけない。ただ自分が正しいと思うことは絶対にやってほしい。

じゃないと。生きていることを忘れてしまうから。