久々に青春を思い出した。八重山高校のダンス

今日は昼終わりなので、仕事終わりに真栄里ビーチでシュノーケルをしてきた。

足がつかないところで泳ぐとなかなか怖いものがある。そして、改めて知ったが、3mくらいもぐっただけでも水圧がすごい。

ゴーグルを顔面に押し付けられたような感覚になる。

少し楽しんでから帰宅し、夜に八重山高校のDANCE FESTIVALにいってきた。

 


仕事の知り合いにチケットがあるからよかったら見ておいでといわれたチケットは990円ほど。

 

高校生のダンスにこんなにかかるのかと思いながら、一人で見に行くとありえないほどの行列があった。

 

石垣にこんなに人いるのかと思うほどの人が、ひとつのホールを埋め尽くすほどいる。

 

なめていたが、全国2位を受賞するほどの実力だということで驚いた。

ダンスというか、マーチングであり、バレエのような新体操のようなという感じだが、とにかくきれいですごい。上に物を投げて取ったり、たまにミスがあるたびに、

 

がんばれ!と心の声が出てしまった。

 

ミスをしてもあせってはいけない。そんなアドバイスをかけてあげたいが、自分がかけるアドバイスを自分にはなぜかけていないのだろうか。とふと思った。

 

思わず我を忘れてしまうことがよくある。

そんなときは誰かの舞台を見に行くと色々自分にも生かせる学びがあるということを感じた。

 

途中で帰ろうと思ったが、校長の言葉も一応聴いてみた。

 

校長の話なんて何年ぶりだろうとわくわくしながら聞いていた。

内容は普通だが、先生というのは諭すように話してくる独特な会話の手法をとっているということを学ぶことができた。

 

そして途中での書道部の友情出演。

 

大きい漢字一つでも書くのかなと思っていたら、意外に尺が長く。

長い文を書いていた。

 


とても胸に突き刺さる言葉。

この歳で高校生たちに感動させられっぱなしだった。

 

ダンスを踊るこの子達は今日がみんなで踊れる最後の舞台だと泣いていた。

 

自分も学校を卒業するたびに当たり前の日々がなくなっていく瞬間になんともいえないむなしさを覚えていたことが頭によぎった。

 

彼らは本気で努力することを知っている。だからどこでも本気で挑戦して成功し続けられるはずだ。

 

そんなことを思っていたら、昔がむしゃらに努力して生きていた若い頃の自分を思い出した。

 

なぜ今本気でがんばっていないんだろう。

と。。。

 

大人になると忘れてしまう。

何が本当に大切なことなのか、長い目での目標とか。

自分が打ち込みたいということに打ち込むことに何故か罪悪感を覚えるようになってしまう。

 

自分がやりたいこと、やるべきことに全力で向かっていこうと感じた。

 

高校生のエネルギーになぜ人生の先輩たちが負けてしまっているのか。

そんなことを当たり前と思ってしまっている自分が恥ずかしくなった。

 

1000円もしないほどのチケットだったが、自分の中では5000円ほどの価値は十分にあるものを見せてもらえたと本気で思った。

 

八重山高校 COLOR GUARD部 最高でした。