<自分の能力はなんとかしないといけない状況でなんとかできるかの対応力>

今日は薬剤師の個別指導というものがあった。

 

簡単に言えば厚生労働省から、きちんと仕事をしているかどうかのチェックだ。

実際に仕事を抜けて保健所まで出向き、厚労省の職員?との面談のようなもの

 

そして、指定された患者情報、店舗での金銭のやりとり、受け取った金額などの書類から仕事の流れまでの書類を莫大な量持っていき戦う。

 

厚労省の方たちはA4用紙1000枚を軽く超えるような資料も3人で読みながら話を振ってくる。

お金を患者さんからとりすぎていないか、薬を正しく出しているのか、などを調べて疑問に思ったことを聞いてくる。

 

薬剤師の人は個別指導に選ばれれば前日は徹夜で他の仕事ができないくらいの準備を必要とする大変なことらしい。

 

自分はよくわからないので前日はトータルで12時間ほど眠った。

気持ちがいい一日でスタートきり、戦いに臨んだ。

 

事務さんと薬剤師の私2人で出向き、厚労省の薬剤師を含む3人の方を相手に質問に答えていく。

 

自分はあまり準備をしていないので、質問がどんなものが来るのかわくわくしてしょうがなかった。

なにより、厚労省の方たちは話していても頭がいい。質問も的確過ぎて聞いていて気持ちがいい。

 

追い込まれれば逃げ場を失うようなほど頭のいい。

こういう強い相手に追い詰められたときに自分がどういう振る舞いができるか。それが自分の真の力ではないかと感じた。

 

ピンチの時の立ち振る舞いこそ、自分の本当の姿。

だからこそピンチは楽しい。それを超えるごとに人は強くなっていくからだ。

 

怖くて挑戦を避けるうちは強くなれない。そう改めて実感させられた1日だった。なんとか無事に切り抜けた自分は一皮むけたのではないかと勝手に思って満足している。いい一日だった。