49話 自分の上位変換の他人と戦うランチェスター戦略を学べ

自分の上位変換したキャラと言うのが実はこの世に存在しているだろう。

 

ワンピースでたとえると、エースの上位変換はサカヅキ大将(赤犬)だ。

炎と言えば火拳のエースと言われていたが、それより強いマグマの能力という設定のサカヅキ大将には太刀打ちできなかった。

 

これは人間界にもよくある。

女の子ではものすごく分かりやすく頻繁に起こることだろうが、学生時代に、自分が可愛いキャラというポジションを取っていたのに、クラス替えでもっと可愛い子が現れると自分の本来のポジションを失ってしまい虚無感と恨みが残る。

 

私も感じたことがある、小学生の頃、面白いキャラを持っていたが、自分よりアホで変なことをやるやつが現れ自分のポジションが立ち位置を見失ってしまっていた。

 

大人になっても同じようなことを何度も目にしてきた。

薬学生時代の話だ。

薬学の勉強は結構難しくて、生徒間でも友達に教えられる人が少ない。教えられるのに、他の人の成績が上がらないように教えることを拒否する人もいる。

 

その中でも、教えられるけど、普段忙しくてあまり予定が空かない人と、教えられるけど予定をうまくやり取りできる人。これは完全に後者の方が上位変換で人に頼られる。

 

頼られると言うとメリット・デメリットの両面が見られるが、生きていくうえで重要な、「孤独を避ける」という面を一番のメリットと捉えると完全に上位変換だ。

 

会社でも、仕事のレベルが同じくらいだとして、ノリがいい人とノリが良くない人は、会社内の人間関係でかなり大きな差を強いられる。

 

ここで噛み砕いて考えてみる。

自分の上位変換が現れた時にどうやって戦うか。。。

 

そもそも他人から見て無意識のうちに上下を付けられるので自分ではなかなか気づかない。

 

自分の立ち位置をよく見ることが大事である。

そこで必要なのがランチェスター戦略だ。

簡単にいうと、差別化だ。

 

100個の項目で99個負けていたとしても、1個がずば抜けて勝っていれば、勝ち目がある。

 

人間関係で必要なのは、「思考力」と「ノリ」だ。

ぶっちゃけこの2つだけでどうにでもなる。

 

これを欠いたら、とびぬけた能力か、万能でなんでもできる必要があるだろう。

 

自分の強みは何か、長所を紙に書きだすと強みが見えてくる。

他人には負けない強みの組み合わせは何か、、私も何度も現れる自分の上位変換と戦ってきた。

この戦う中で見えてくるのが本当の自分の希少性だろう。

 

自分より成績がいい人⇒論理的思考+わかりやすい説明ができる

自分より運動神経がいい人⇒ピアノ+ブレイクダンスを練習

お金の羽振りがいい人⇒自分は倹約を貫き、極度の倹約家ポジション

自分より性格がいい人⇒自分は言いたいことを全部言って自分をさらけ出すポジション

 

と言う感じで特殊な項目を意識して自分の中に積み上げていく。

そうすると誰にも負けない自分ができてくる。

 

どんなにすごい人にも弱点はある。