63話 怠惰に勝って、少しの頑張りが人生を変える。

先日友人と旅行に行ってきた。

4人以上で旅行に行くと、必ずというほど、「朝からどっか行こうぜ」という人と、「朝は長くでも寝たい」という人が現れる。

 

もしあなたが旅行に行った時に、半数以上「寝ていたい」という人がいるならそのグループはあなたをダメにしてしまう可能性が非常に高いので、今すぐ関係性を考え直したほうがいい。

 

先日の旅行の時も、泊っているホテルにプールがあるので、朝から泳ぎに行こうぜという話になった。

朝から元気な人とそうでない人がもちろん存在す。

 

だが、自分は必ず動くようにしている。

たとえ二日酔いでふらふらだとしても立ち上がる気力があるなら、フルパワーで頑張る。

 

昔からそうだった訳ではない。

子供の頃は「少しでも長く寝ていたい。」という怠惰な性格からいくつものいい景色を見れるチャンスを逃してきた。

 

後悔しても取り戻せない。

それならできることは一つで、これから一生手に入らなくなる景色を、惰性による一時的な欲求よりも優先させるということだ。

 

 

子供の頃は意識できていなかったことがある。

 

今この瞬間は二度と戻ってこないということだ。

その場所にはもう一生いけないかもしれない。そのメンバーで一緒に行動することは二度とないかもしれない。

 

それを考えるようになってから、自分は無理してでも動くようになった。

仮に、二日酔いでプールに入り吐いたりでもしたらその時は辛いし、恥ずかしいかもしれない。

ホテル側には申し訳ないが、必ず後で笑える話になるだろう。

 

「めんどくさいからとか、寝たいから」という理由で何もしなければ笑えないし、話題にも出されない。

間違いなくその人の評価は落ちる。

 

噛み砕いて考えてみると

行動ができるかできないかの違いだ。

がんばればできるのにやらないということは、他人を失望させる要因になることが多い。

 

もしあなたが、友人に何かに誘われたときは、合理的に考えてほしい。

 

それは利益がどうこうで自分が動かないのか、それとも自分の怠惰な部分が自分を動かなくさせているのかどうかを。