先日は、東京から友人が来ていたので、ぶっ倒れるくらい飲んでしまった。
飲み放題を2軒梯子して、3件目のお店で吐きすぎて、もはや会話もできる状態ではなくなったのでタクシーで帰った。
レシートだけあったが記憶はほぼない。
10回は吐いただろうか、次の日の朝も吐いて、もはや胃液しか出ないくらい。
嘔吐の達人になったように嘔吐していた。
仕事中も気持ち悪すぎて、久々に激しく体調不良の一日になった。
何故こんなことになったかをマッキンゼー式ロジカルシンキングを使って考えてみた。
マッキンゼー式ロジカルシンキングとは、問題点を一つピックアップし、その原因を探るというものだ。
そして更にその原因の1つ1つの解決策を深掘りすると、問題解決への糸口が探しやすくなると言うものだ。
今回の問題点は
「なぜ吐くまで飲んでしまったか。」
・楽しくてお酒が普段より進んでしまった。
・ビールを立て続けに飲みまくって、脱水状態に体が傾いていた。
・相手のペースに負けないように足並みをそろえて飲んでいた。
・連日の飲みすぎでの疲労が溜まっていた。
・飲みすぎに対するウコンなどの予防をしてなかった。
・飲み放題なので飲まないともったいないと思った。
などなど挙げていくとたくさんあるが、今回重要だと思ったのは、飲まないともったいないから飲むということだ。
「タダより怖いものはない」という言葉があるが、まさに自分が得しようと思うところには恐ろしい罠が潜んでいるという比喩だ。
噛み砕いて考えてみると
「飲み放題だから、せめて4杯は飲まないと」などといって、気持ち悪くなるなら、2、3杯で気持ちよく飲んだほうがいいはずだが、この目的を見失ってしまうことがある。
食べ放題でも同じことだが、腹9分目くらいがたくさんの種類の食べ物も食べれて、楽しんで帰れるだろうが、めいいっぱい無理して食べて気持ち悪くなることがある。
そして、そのあと動くのが億劫になって楽しめないなんてこともある。
目的は何か、仮に食べ放題3000円で食べれるだけ食べることが目的でその後のことはどうなってもいいなら吐くくらいまで食べるのもありだが、それが目的であることはまずない。
それなら未来を見越して、美味しく食べれるだけ食べて余裕を残しておくことが大事なのではないかと改めて感じた。
同じようなことがスケジュール面でも言える。
スケジュールをパンパンに詰めて、「私忙しいんで」とかDrXの大門未知子ばりの言いぐさで忙しいアピールをするアホがいるが、それは時間管理が上手くできず、もはや時間に管理されているだけだ。
時間も、余裕を開けているからチャンスをつかめる。
この緩衝(バッファー)が人生に良い効果をもたらしてくれる。
それは様々な面で共通していることだろう。