81話 歩かない人が、歩くだけでお金がもらえる?という解釈

実は歩くだけでお金が増えることがある。

増えると言うと少し語弊があるが、減る量が減るという見方で、未来から見た視野で言う増えるという見方だ。

 

私の知り合いのおばちゃんで、全然動かない人がいる。

仕事中はずっと座りっぱなしで、外にもあまり出たがらない。

 

そして、毎月のように飲む薬が増えている。

血圧が高くて薬を飲んでいて、そこから浮腫みで、利尿剤を飲んで、ついには血糖値の薬まで飲んで、薬が増える度にアドバイスを求められることがある。

 

私は「まず少しでも歩いた方がいいですよ、食事と運動が健康の鍵です。」 と言ってもまったく聞いていない。

 

この人は運動はせず、仕事中もお菓子を食べている。そして、昼飯はカップ麺を食べている。

それでどうやって健康になるのか不思議でしょうがない。

 

運動を勧めても 「面倒くさい」 と言って一日10分、外を散歩することすらしない。

 

これでは老廃物と共に、薬の量も増えていくだけだろう。

 

これを別の視点から見ると、おそらく運動すれば検査値が良くなり、薬が減る可能性も高い。

散歩をすればお小遣いが増えるということだ。

 

それが見えていない。

未来を見ずに、目の前の現実しか見ていなければ、「めんどくさい」と言う言葉と共に何もしなくなる。

 

今のめんどくさいという概念で何もしないことは、未来にもっと大きなめんどくささを生む。

なんでも小さいうちに芽を摘んでおくのがいい。

 

逃げておきざりにした面倒くさいことは、必ず膨れ上がる。

 

少しの努力が未来を大きく変えていくことになる。

それは健康にしてもお金にしても。