80話 コロナの感染者数の変化を楽しむのはいけないことなのか

毎日コロナの感染者数が何百人、何千人出た。というような報道がやっている。

おそらく国民の不安を煽って、コントロールしたいというのが狙いのようにも感じる。

 

人は不安を抱えているときほど他人にマインドをコントロールされやすい。

それはしがみつきたいものを心のどこかで探しているからなのかもしれない。

 

コロナの感染者数を見ていると、ただ報道を見て悲しくなるくらいなら、人数の変動をもはや楽しんだほうがいいんじゃないかとも感じてしまう。

増えても減っても、いいことと悪いことが少なからず関わっていることに変わりない。

 

そんなことを言うと、「亡くなった方がいるのに不謹慎じゃないか。」と言う人が間違いなく出てくるが、視点を一度見てほしい。

 

これはあくまで数値の変化を楽しむことであって、人が病気で苦しむことを楽しんでいるのではない、という課題の分別だ。

 

死者数が出ることを喜んでいたら、それは不謹慎と言えるが、感染者数の数値はあくまで数値でしかない。

 

 

我々は同じように見て楽しむものがある。

それは為替や株価だ。

 

株やFXをやっている人なら、この数値の変動は頻繁に見て、一喜一憂することがある。

ここで喜んでいるのは、あくまで数値の変動だが、この裏で亡くなっている人はたくさん存在している。

 

FXで首が回らなくなって亡くなった人を私は知っている、株やFXで財産を無くし自殺した人はたくさんいる。

 

そのことに目を向けて考えてみると、コロナの感染者数も、株価の変動も、数値の変化の背景に人の死があることに変わりはない。

 

 

我々は、問題を噛み砕いて読み取ることを学んでいない。

同じことが周りで起こっていたとしても、そこに気づくことが出来ないことがある。

ものごとの原則と根底を考えなければ、見えるものも見えないと感じた。