先日、アインシュタインの歴史を勉強していて、小さな疑問にも目が行くようになった。
我々は、「目に見えるごみを捨てることについて「ポイ捨てするな。」という
しかし、鼻くそや髪の毛などはその辺に捨ててもポイ捨てとは言われない。
ゴミとカラダから老廃して捨てられるものとの違いは何かと疑問に思ったので考えてみると、
体から出たものは自然と分解されるから文句は言われないということではないだろう。
こういう話になってくると、自然に分解されるゴミなら捨ててもいいんじゃないかと言う理論が出てきて、ポイ捨ての定義についてと言った謎の議論が始まりかねない。
最近ビニール袋の有料化が義務化された。
ここで話題になっているのが、バイオプラスチックと言うものだ。
バイオプラスチックの中には、
バイオマスと言う、燃やしても害になりにくく発生するのは自然にある成分というものと、生分解性といって自然に分解されていき、最後は微生物がさらに細かく分解してくれるのを期待するというものだ。
これがごっちゃになってしまい、その辺に捨てれば勝手に分解されていくと思い込んでいる人も少なくないだろう。
ちなみに生分解性と言っても、捨てたらすぐに自然に帰るなんて夢のようなものではない。
捨ててすぐ自然に帰るくらい脆かったら、ビニールとしての機能は果たせないだろう。
分解されるまで、大分時間がかかるようで、決してポイ捨てなんてしてはいけない代物だ。
体のパーツもすぐに分解されるのか不明なくらい小さくて一度落とすと、鼻くそなんてコンタクトレンズより探すのは難しいが、人間が作り出したプラスチックなどと一緒には考えられない創造物なのかもしれない。
鼻くそは汚くて臭いが、すぐに消えてなくなるという面で見たら、空気を読める賢い生き物なのかもしれないと思った。