☆103話 沖縄の離島、何も無いと言われる黒島に行って学んだこと

連休の最後の昨日、沖縄の離島 黒島に一人で行って来た

黒島牛祭りで有名なところだ、石垣島から往復2230円で行ける。

 

久々に一人で遠出をしたが、自分で好きなところへ好きな時間滞在できるという面では一人旅はすごくいい。

一人旅の一番いいところは、自分でタイムスケジュールを行い、帰り時間を考え、どこへ行くかなどの計画を立てて行動できるところだ、と思っている。

 

メモ帳を持って携帯をまったく使わず、地図を片手に島をサイクリングして楽しんだ。

 

 

学んだことをメモに書いたが、ここでそのうちの3つを紹介したい。

 

  1、桟橋に行き、海面を見ると強い流れの中に小さな魚がたくさん泳いでいるのが見えた。

強い波の中で流れに抗うものと、従う者がいることに気づいた。

生き方で今後の未来が変わってくるのは動物も人間も同じだろう。強い波に抗う勇気と力は人間と同じように、新たな壁を超えるために役に立つ。

 

流れに抗う者と従う者の、今後の見える世界の違いが存在する ということを知った自分に気が付いた。

 

 

  2、何もないと言われる島に人が集まっている。

黒島は何もないと言われるところだが、大自然が存在している。その自然を求めて人が集まってくる。

海もそうだが、何もないとキレイに透き通っている。 と考えると何かがあるものはキレイではないのか?という疑問が発生する。

 

ごちゃごちゃしていると言われる東京はもっと人が集まっている。

人が集まるからキレイではないのか、キレイではないから人が集まるのか。

 

シンプルを追求した無印良品の売り上げも高いことを考えると、何もないことの価値は非常に大きい。それは何かを持つものよりも時に強さを発揮するのではないか、と感じた。

 

  3、町中に子供たちの目標が書いた看板が子供の名前と共に掲げられている。

私は、この取り組みはとてつもなく素晴らしいことだと感じた。

大人になると、目標なんて失って、ただだらだら生きている人が多い。自分もその一人かもしれない。

 

その町に掲げてあった目標をいくつかをざっくり挙げてみたい。

・みんなのお手本になれるようにちいさなことでもしっかりする。

・最高学年のためみんなを引っ張りたい。

・きついことにも耐えメンタルを強くする。

・全力で楽しみ、限界を超えて受験に受かる。

 

心がしびれたので、見つける度に写真に撮ってしまった。

 

子供の頃には誰しもが目標を持って生きてきたはずだ。

算数ができるようになりたいとか、足が速くなりたいとか、今考えると小さな分野かもしれないが前を向いて生きていたことは変わりない。

 

大人になると、気づけば後ろを向いている人が非常に多い。

うちの会社はシステムが悪いとか、あの上司が気に入らないとか、仕事を辞めたいとか、

 

自分は前を向いているだろうか?しがらみの中で進むどころか前を向くことすらやめてしまっていないだろうか。

 

小さな目標でも立てていくことが大事だと思った。

 

次に黒島に行った時は私も看板を立てたい。

 

「みんなに、今までに無かった選択肢を提示できるような視野が広い人間になる」  と