今日で石垣島で見つかったコロナの感染者数が総数でちょうど100人になった。
「コロナが持ち込まれるから、観光客に来ないでほしい」という思考停止している人が多いということを以前書いたが、完全にコロナに頭をやられる以前に、考える力がそもそも確立していない。
観光で成り立っている地域では観光客が来ない鎖国状態ということは生活ができない、死や自殺を意味する。補助金も、たかが知れていて、貯金がある程度ないとやっていけない。
実に興味深いのが、地元(石垣島以外の土地)に帰ったり、遊びに行ったりする人に
「コロナ持ちこまないでね」というとんでもない、きち○いもいる。
コロナを持ち込むなんて意図的に出来るわけではなく、それを口にすることになんの意味もない。言われても腹が立つだけだ。
総勢5万人ほどの中の石垣島コロナ感染者100人は、東京1400万人の比で計算すると、28000人ほどだ。
毎日コロナ感染者が出ている今の石垣島はかなり危険と言えるはず。
けれども、島にいれば安全だという錯覚にとらわれている人が意外に多い。
人数しか見ていないから、他の土地が危ないように見えるが、完全に本質を見失っている。
商品の値段だけを気にして価値を見失っていて騙されやすい人達となんら変わりない。
ミクロの小さな世界の視点で見ていては何も分からない。
大事なのはマクロの大きな視点で見ることだ。それすらも知らない人は、小さな世界でおびえる必要もないなにかにおびえることになる。