最近、毎日のように問題を作って友達に出している。
それは答えがあって調べてすぐ出るものではない。
例えば、お見合い婚の数を恋愛婚が上回った原因とは?と言うような問題や総理だとして不景気時にできる政策とは?
と言うような問題だ。
自分で考えて答えを出さないといけないものだ。
私の生きてきた中でも、全然考えないで生きている人は多い。しかもそれは圧倒的にだ。
何か聞きたいことがあると、いきなり原理や法則を聞いてくる。
最近仕事仲間から聞かれたのは、「なんでお店を助けるgo to Eatでトリキの錬金術みたいなことが起こるの?」というものだ。
考える前にいきなり答えを求めてしまう。
どこの仕事場にもそういう人がいるだろうが、まずその人たちには、仕事ができないという共通点がある。
それは仕事云々の以前に、考える力が欠落しているという根底によると思っている。
go to Eatで店を助けるなんて2の次であって、まずは政治家の利益が先だ。
ぐるなび系の会社が菅首相に献金をしていたというニュースも耳に新しいが、go to Eatで儲かるのは店ではなく、お店から契約金を貰ってサイトをウェブ上に載せる掲載サイトだ。
その仕組みが分からないから、なんでトリキの錬金術なんて起こるんだ?と慌てる人がいる。
仕組みが分からなければ調べるなり勉強する余地はある。
聞いていても、時間の効率化にはなるかもしれないが、力にはならない。
一番大事なことは考えることである。
考えることと、答えをもらうことは全然違う。
答えを貰う⇒「お金をもらう」
考える⇒「お金の稼ぐ」
こう考えると考えることは自立することにもつながってくるのかもしれない。