人への指摘で自分に気づく?

久々の連休だったので、一日家でアニメを見ることにした。

ちょっと名前が気になっていた「監獄学園(プリズンスクール)」というものだ。

 

簡単に言うと、元々女子高の高校が共学に変わり、入学してきた5人の男子が学校にある牢屋に入れられてしまう物語だ。

 

5人しかいないが、一人を仲間はずれにしたりということがおこる。

ほんとは協力した方がいいのだが、人間と言うのは、実に非合理的な生き物だと感じさせられてしまった。

 

アニメの中で、5人の中のいじめっこが、たまたま外で子供2人が1人の男の子をいじめている場面に出くわす。

 

そいつは、子供を注意する。

「友達なら仲間外れになんてかっこ悪いことするなよ!」

 

そこで何かに気づく。

注意しておいて自分も同じことしてるじゃないか。。と。

 

そこからみんなが打ち解けるのだが、この場面は生きている上で意外にもよくある。

 

悪口ばかりを言っている友人に、「悪口ばっかり言うなよ」というが実は自分でも言っている。

もしかしたら、指摘と言うのは、他人ではなく自分自身に言っているものなのかもしれない。

 

人の振り見て我が振り直せ、とはよく言ったものだが、まさに自分を見つめなおすために、相手の欠点を見るというのはお互い人間として切磋琢磨していくうえでも非常に重要なことかもしれない。

 

良い面を見ることはものすごく大事だが、欠点から自分の欠点を改善して見つめなおすことが出来れば世の中はもっと生きやすくなるだろう。