先月末に地元の東京に帰省した時にふと思ったことがある。
子供の頃、夜に外に出ようとすると
母から「変な人がいて誘拐されるかもしれないから暗くなったら外に出ちゃダメ」
とか
父から 「通り魔に刺されるぞ」
など、それぞれ違った謎のアプローチを受けて、外にあまり出ないように言われていた。
そんなこと言われてたな、とおっさんの年齢にもなって、ふと深夜に家の周りを散歩していた。
確かに、深夜に外にいる人でまともな人は少ない感じがする。
人とすれ違うたびに、いつ戦闘モードに入るのかな?とそわそわしながら深夜を歩くのはハラハラがあってすごく楽しい。
と考えていたら、今はただ散歩で普通に外を歩いているだけだが、他の人達から自分も変な人の部類に入っているのかもしれないと思った。
昔は外で友達と全裸で遊んだこともある。
雪が降った日に、公園にスノーボードを持って行って友達と滑り台とか手すりで遊んでいたこともあった。
そんなことを思い返していたら、もはや「俺よりヤバい奴出てこいや。」という気持ちにすらなって来た。
ヤバい奴はヤバい奴を襲うことはないという法則が自分の中である。
だからこそ、自分は深夜の街を安全に歩けるのかもしれない。と不思議な気持ちになった。