独り言が激しいおばさんを見て思った。
調べてみると、独り言の原因にも実はいろいろあるようだ。
うつ病の症状だったり、かまってほしかったり、言葉を出すことで安心するというようなもの。
私の経験から、独り言が多い人にはある共通点がある。
「話す価値がない人。」
これにはもちろんあてはまらずに独り言を言っている人もいるだろうが、大方あてはまる。
独り言を言う人は、寂しい人が多い。
普段あまり人と話さないというか話しかけるほどの価値が薄いから話してもらえない。
だから、自分で言葉を出して安心したいのかもしれない。
身近に、ずっと独り言を言っているおばさんがいるが、私から見るとただただ可哀想に見えてしまう。
仕事でも家でも話してくれる人がいないのだろう。
冷たく言うと、はたから見て話す価値がない。
話す価値があれば人が勝手に集まってくる。その人の意見や話を聞きたいと人が集う。
ただこういう人たちは、人に好かれない。これはかなり共通している。
話す意味がなければ、誰も相手にはしてくれない。
・相手の意見を聞かない。
・自己研鑽しないので、話すネタがない。
・頭が異次元にバカすぎて会話にならない。
ような人に人は寄せ付けられない。
そうすれば余計一人になっていく。新しく人と出逢っても、関係が続かなければ孤独は維持される。
助けてあげようとアドバイスをしても受け入れない。
大人になればなるほど、他人に意見してくれる人は少なくなる。
大人になってまで、最低限のマナーができていない人とは、直してまで関わろうとは思わない。
だから若いうち、柔軟なうちに自分のダメな部分を変えていかなかった人にかかわる人は大人になるにつれ少なくなる。
ダメな部分を個性と言う人がいるが、人の意見をまったく聞かないで、成長しない人間を個性というのかはかなり疑問なところだ。
もし独り言が増えたとしたら、孤独に近づいているのかもしれない。
自分を見つめなおすいい機会かもしれない。
このアドバイスすら受け入れるのが嫌だと思ったら、年配になってもずっと独り言と共に過ごす人生を歩むことになるのかもしれない。