数値でなく割合考えろよ!って気持ち

口が悪くて本当に申し訳ないと思うのだが、厳しくないと理解していただくことが難しいこともある。

石垣にいると東京の1300人はとんでもない数で、コロナの多い地域に行くと、こいつらと関わるなというような風潮が見られる。

 

先日石垣島で8人のコロナ陽性患者が出た。

この8人と言う数字は実は割合でみると東京よりも多い。

 

東京の人口をざっと1400万人として、石垣島の人口をざっと5万人の換算で見ると

1400:5=X:8 で X=2240になる。

 

数学が苦手な人のために、石垣島で8人は、東京でいう2240人と同じということだがほとんどの人はこの割合を見ていない。

 

東京の1300人やばい、危険だ。なんていうよりも石垣島の8人の方がよっぽど危険なのにそれを理解していない。

 

目先の数字だけ見て踊らされている人形劇を目の前で見せられているようで悲しくなる。

最初はバカか、と思っていたが、時間と共に「なんで考える力を持たず・得ずに大人になってしまったのだろう。」と悲しくなってきた。

 

この人たちは、子供が「100点取った!」と言って200点満点のテストを持ってきたとしても

 

「すごいじゃない100点なんて!」

チンパンジー顔負けの反応をするのだろう。

 

私は子供の頃に学校や塾で100点満点の答案を持って家に行くたびに親から「何点満点のテスト?」と聞かれた。

 

大人になってこの言葉の深さを理解できた。

 

 

 

コロナの感染者数なんて見ても割合が分からないまま見ていてもなんの意味もなしていない。

どれだけの人口で、どれだけの検査が行われて何人出たかを分かっていないと意味がない。

 

大人になって考えるようになって周りの人を見るとほんとうに考えていない人が多い。

多すぎる。

 

この人たちは簡単に騙される。

だから毎回選挙で騙されて、文句を言い続けて生活している。

 

どこの政権がいいかなんてことは結果論と言えば結果論だが、今の政権の結果を導いたのは我々国民であるということだけに間違いはない。