人生の行動予測の選択肢を意識して生きている人はどれくらいいるだろうか。。。
職場でおばさんが「ファックスが送れない」と怒っていた。
よく見ると不思議なことをしている。
FAX機は上から入れて下から通した紙が出てくるシステムだが、下から通していた。
それ以上どこへ紙を送ろうとしているのだろう?と不思議になったのでしばらく見ていた。
ずっと同じことを繰り返しているので、
私は優しく 「その送ろうとしている紙の先は壁ですよ^^」と教えてあげた。
紙を通そうとぶつけているところに紙の通る道はない、とプリンターを見てもらった。
プリンターの送ったFAXの紙の出てくるところの壁にずっと紙をぶつけて「FAXが送れない」と言っていた。
プリンターの話はどうでもいいのだが、ここで重要なことは,行動するための選択肢を持っていないということを認識できてないまま育ってしまったということだ。
分かりやすく言うと、他人の意見を受け入れずに突き進んできてしまったということだ。
それが正しいとも間違っているともないが、損をしているということだけは変わりない。
人生は人それぞれだ。
40代、50代、60代で考えが凝り固まって自分がこう思っているからこうだろう。と言う人は意外に多い。
その人たちの共通点は、他の人の意見を受け入れなかったということだ。
柔軟に新たなものを受け入れていけば必ずと言っていいほど選択肢は広くなる。
もしFAXで紙が通らなければ、機械がおかしいとなる以前に
・機械が本当に壊れている。
・操作が間違っている。
・そもそも紙を入れている場所が違う
・FAX操作を誤っている。
などたくさん選択肢が出てくる。
そもそも紙を入れる場所が違っていることに関して、何もいいようがないが
行動を改めるという行動をとれていない時点で、今まで凝り固まった考えを変えようとしていなかったのではないかと思う。
自分の行動は本当にあっているのか、間違ったまま進んでいるのか、
私自身も行動を見直すいい機会を与えていただいたこの人に感謝の念を示したい。