☆自分の正義感の犠牲について考えたことはありますか? 思考訓練2

 

正義感と言う名の洗脳まがいの偏見を持っている人がいる。

彼らは正しいことをしていると思い込んでいる。その犠牲に目もむけずに、、、

 

 

私「年配の人と会話してて、副業とか節税の話をすると露骨に嫌がる人っていますよね、

本業以外で稼ぐのは邪道だ みたいな人、老後少しでも楽に暮らそうとか思わないんですかね?」

 

大賢者

 『確かに、今の40歳以上の人とかは特に高度経済成長時代の名残もあって、同じ職場で我慢してでも残っていれば、年功序列で給料は上がっていき、死ぬまで定年まで働けるところも多かったんだ。

だから副業とか、転職とかする人が今ほど多くは無くて、あまりよく思われてはいなかった考え方なんだ。』

 

私「少人数の新しい意見は否定される傾向にありますもんね、」

 

大賢者

 『そう。今でこそ転職とか副業は一般的になりつつあるけど、常識が少しずつ変化していくように偏見にもトレンドの様なものがあるんだ。

でも大事なことは、考えて未来を見ることだけは忘れてはいけないということだよ』

 

私「お金は老後に残しとけってことですか?」

 

大賢者

 『簡単に言うとそういうことだね、自分が誰かの金銭的な世話を受けないで生きていけるようになった方がいいっていうこと。

子供が親の面倒を見る動物なんて世界でも人間位だからね。』

 

私「沖縄にいると、最低時給が低いのもあって、年金をそんなに納めてなくて、生活に困窮している人とちょくちょく出会うことがあります。」

 

大賢者

 『そうだね、賃金が低い人や昔個人の商店などをしていて、厚生年金などを収めてなくて、もらえる税金が少ない方もいるよね。

地域によっては30以降でも月に手取りで十数万円しかもらないなんて仕事もたくさんある。

生活するだけの年金がもらえなくて、年齢的にも肉体的にも働けなくなった人ってどうやって生活していると思う?』

 

私「私が聞いた中では、2か月で年金8万円とかしかもらえなくて、子供や親せきから月にいくらか支援を受けているという人がいたり、自転車操業のような形でお金を借りて年金が来たら返してって人もいます。生活保護って手もあると思いますが、あまり聞かないですね。」

 

大賢者

 『生活保護は、家族にしっかりと収入を得ていて補助ができるようなひとが居ればもらえないことも少なくないんだ。

生活保護自治体からもお金が出ているから自治体としてもすぐに出せるって訳にはいかないみたいなんだね。

家族の支援もあると思うけど、家族もだいぶ余裕のある生活ができている人ならいいけど、自分の生活費が削られると考えたらどう思うんだろうね。』

 

私「厳しいですね。いくら親でも働ける時になんで自分の生活費くらいためといてくれなかったんだ。って思うかもしれませんね。」

 

大賢者

 『うん。親を子供が殺してしまったりする事件もザラにあるくらい、必ずしも育ててもらった親のためなら自分の命を削ってでも支援したいなんてできている人間は意外に多くないのかもしれないね。

それを考えると家族から煙たがられてお金をもらって生活していくって生き方にもなり得るよね』

 

私「厳しい言い方しますね。お金は最低限残す努力はしろってことですか?」

 

大賢者「そうだね。話は最初に戻るけど、お金が十分にある人なら自分の正義感に従って1つの仕事だけで生きていくことは構わない。

けどね、自分の正義感のせいで将来自分の子供が自分の世話をするために毎月何万円も出さないといけないなんて生活になったら、困るのは子供だけではなく自分自身もなんだ。

あなたがきちんと考えてお金の知識を持っていれば私たちはもっと自由にお金を使えたのにって恨まれかねないからね。

さっきも言ったように、人間は思っているほど他人のために頑張れるわけではないから。』

 

私「すごい勉強になります。。」

 

大賢者

 『何も考えずに、ただだらだら仕事して、テレビ見てゲームしてる時間をお金がたまる副業に費やしたり、仕事のスキルを高めて転職するなり昇給するなり手段はいくらでもあるんだ。何も考えてないで人生の選択肢を増やさないと、、、

この話がなんとなくでも理解出来たら思考訓練3へ行こうか。』