思考訓練その1 自分対談(自分とレベルアップした時の自分との会話)

 

 

自分対談ということを思いついて最近始めて、私と私の中のもう一人の大賢者との会話を再現して見ました。

 自分対談:自分ともうワンランクレベルアップした時の自分を会話させて学びを得ること。

 

 

私「私の趣味は株投資なんです。という話をすると一定数こんなことを言う人がいる。

”株って損することもあるんでしょ?” って

虎穴にいらずんば虎児を得ずってわからないのかなって思うんです。」

 

大賢者

 『なるほどね。でもね人間には、リスクを取って前に進もうとする人と、リスクを取らないで進むことを諦める人がいるんだ。

どっちがいいとか悪いとかではないんだけど、リスクを冒して損をしてしまったらって考えたら行動しないほうが正解かもしれないという場面もあるよね。

ただね、リスクを取らない人には考えを改善すべき余地があるよね。』

 

私「考えを改善するとは、どういうことですか?」

 

大賢者

 『損をすることは必ずというほど、どの場面でも起こりうるということを想定内に入れておかないといけない。ということだよ

何かを得るには犠牲がつきものだ。場合によってはそれを犠牲だと思わないこともあるけどね。』

 

私「犠牲。。。」

 

大賢者

 『おそらく株で損を恐れている人は、損をしないで利益を欲しいと考えているんだろうね。でもそれは実際には起こりえないことだ。

もし、必ず儲かる投資法なんてあったら、世の中のお金持ちは莫大なお金をそこに突っ込むだろうね、

お金持ちの間で話題になってもそういう話は、いわゆる一般人には来ないようになっているんだ。』

 

私「リスクを取らないで成功なんてうまい話ないですよね。」

 

大賢者

 『そうだよ。成功を収める人は見えないところで時間をかけてなにかに打ち込んでいる。

でも多くの人は楽をして稼ぎたいと思うんだ。それは努力の先に何があるかを考えて見る力が足りないからなんだ。』

 

私「それが先ほど言っていた考える余地ですか?」

 

大賢者

 『その通り。考えるとは見えない先を見る力、そして見えているはずの周りを認識する力でもある。

株でもし損をしない人がいないとしたら、みんなが大金持ちになっているはずだ。

似たような話だと、ダイエットサプリにすぐ飛びつく人たち。

ただ小さなサプリを1日何粒か飲むだけで痩せるなら太っている人なんていないよね。

そういう見えているはずの周りの世界が見えていないんだ。

 

私「確かに周りでも高いダイエットサプリを何種類も飲んでるけど太ったままの人が何人もいます。。」

 

大賢者

 『そうだよね、ここで重要なことを2つ言うね。

1つは、考える力をつけないと損をするということ。

そして2つ目は、考えない人を養分にしてお金を稼ぐ人がたくさんいるということ。』

 

私「養分って言い方がひどいですね。その儲け方はある意味賢いやり方ですね。」

 

大賢者

 『そう。楽をしていい結果だけほしいという人はかなり多く存在するんだ。

だから投資で誰でも1千万円とか、飲むだけで痩せるみたいなサプリを売る商売が繁盛するんだ。

世の中の一部では、考えている人が考えていない人からお金を取っているという構造が成り立っているんだ。』

 

私「勉強になりますが、私はそのことは前から知っていたので学ぶことは特にないですね」

 

大賢者

 『どんな場面からでも学べることを見つけるのが大賢者だよ。投資をしないといけないと決めつけることだけが正解じゃないんだ。

進んではいけない道もあるから、リスクを取るか取らないかを正しく判断してリスクを利用できるようにならないといけない。ということが学べるようになったら思考訓練2に進もう。』