「本を読みたいけど、読む時間ないんだよねー。」と読書を勧めるたびに言われるよすきーです。
・本を読むのが苦手な人
・活字が嫌いな人
・何を読んでいいのか分からない人
に向けて、1時間程度ですぐ読める本を紹介したいと思います。
100ページ程度で、厚さは薄めですぐ読めて結構痺れる内容の本です。
1冊目は、世界でも有名な作品「チーズはどこへ消えた?」という本です。
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簡単に説明すると、2匹のネズミと、2人小人が迷路の中でチーズを探しに行くという話です。2人と2匹は、ある日迷路の中を探し回った末にチーズを見つけます。
チーズを食べては家に帰って寝て、またそこへ戻ってはチーズを食べるという生活を繰り返していた矢先、チーズはある日消えてしまいます。
ここから面白いのが、
チーズがないのだからすぐに探しに出かけるネズミと、
なぜチーズは無くなったのかを考えて動けなくなる小人と行動が分かれていくというところです。
かなりざっくりの説明ですが、この小人の行動は何かに似てると思いませんか?
そう、今の日本そのものです。
緊急事態でも、会議を続けて優先順位がつけられず行動ができなくなってしまっている。規則があるから、法律で決まっているから。
それは悪いことではないですが、優先すべきものが見えないと自分だけではなく他の者にも迷惑をかけてしまうことがある。
自分はどこの分類に属するのか、どの分類に入ればうまく生きていけるのか、そこを深く考えて読める本になっています。
1時間で読めて10年は使える本だと思います!
そして、2冊目が「カモメになったペンギン」です。
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氷上で暮らしている主人公のペンギンが、今住んでいる氷の島が崩れているのを発見します。
仲間の命を守るためにも、割れていく氷のことを住人達に説明してもなかなか信じてもらえない。
海に入って見てみて、と伝えても海は危険だといわれる。
これも、新しいことを始めようとする社員に反対する古株社員のような状況にすごく似ているな。と思いすらすら読むことができました。
ここからこのペンギンがどのように仲間を増やしていき、その後どうなるのか?という話がこの本の面白みだと思います。
今紹介した2冊どちらとも面白く、今の自分自身の実生活でかぶっているところはないかと考えながら読むと新しい発見が生まれて、悩みへの真の解決策になるものが見つかればと思います。
2冊とも読むのが早い人なら1時間もかからずに読める本です。
是非、読む時間はあまり割けないけど本を読みたいという方におすすめのものとなっております。
図書館にもあるかもしれないので探してみてください。では、