部下がついてこない、人が自分を信頼してくれない、と悩む人へおすすめの本。

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リーダーになる人のたった1つの習慣

こんにちは、マスクで呼吸が浅くなって、体調が悪くなりつつあるよすきーです。

 

仕事だけじゃなくスポーツや趣味・遊びでも人に動いてもらう、という場面はあると思います。

・人を指導をする

・指示を出す人

で悩んでいる人へ、おすすめの本「リーダーになる人のたった1つの習慣」という本が、を見つけたので参考にしていただければと思います。

 

 結論

 

いきなり結論として

人に動いてもらうために一番大事なことは、相手を信頼して感動させるということ

 

 この本ではビジネスを勉強しに来た3人の生徒と1人の先生が話を展開していきます。

 

3人の生徒は、それぞれ違った性格で、

A:エリートで自分の意見は正しいと思い、他人の意見は受け入れない

B:明るく、みんなで楽しくやろう

C:真面目に、みんなが幸せになれるためには自分を犠牲にする

 といった感じのタイプ。

 

3人はビジネス教育のプログラムで、潰れかけのカラオケ店の再建に店長としてそれぞれ異なる3店舗へ向かい誰が最初に黒字化できるかどうかという話です。

 

 登場人物の特徴を見ると、どうなっていくのかという予想はざっくりわかるんですが、

エリートのAは、部下の言うことを聞かずに、自分の言う通りに動けば絶対に店を黒字化できる!と言って部下が辞めて行ってしまうという、Youtuberの鴨頭さんが過去の失敗談で出してくる話の典型です。

 

 人は理論では動かずに感動で動く

ということが学べます。

 

性格の明るいBは、従業員と楽しく企画を考えて、いくつ実行しても上手くいかずに挫折していってしまう。30個もやったのに、、、と

 

このBの話からは

人は予め諦める地点を決めてしまっている

ということがわかります。

 

心の優しいCは、みんなが動いてくれないが、あきらめずに体を壊してまでみんなのために働き、それを見た従業員が感動して自ら働きだすという。まさにドラマでありがちなパターン。

 

諦めない限りは失敗はありえない。

という燃えるような名言と出会えます。

 

 

細かい詳細や、物語が最後どうなっていくかは割愛しますが、何冊も読んだリーダー系の本では一番わかりやすくてしっくり来た本でした。

 

 使えない奴はやめて、できるやつだけで頑張ればいい。

昔の自分もそう思っていましたが、それではいくら経っても完璧なチームはできないということを学びました。

 

人を動かす、感動させるためには勇気が必要です。

もしかしたら自分が嫌いな相手のために自分の時間を使ってサプライズをさせてあげることになります。

 

 相手を信頼して、受け入れてあげるということが、仕事だけではなく様々な人間関係で使える重要な技術になってくるのではないか。

 

全部で174ページの本ですが、名言で1ページ埋まってるページも結構あり、すらすら読めて学べることはコンパクトにまとまっていて読みやすいです。

 

そう思える1冊なので、ぜひ人間関係で悩んでいる人は読んでみてもいいのではないかと思います。