将来年金がもらえないと分かっているなら今何をするか?
こんにちは、最近節約の為8食連続カレーを食べているよすきーです。
沖縄で暮らしてみて初めて、
「年金が少なくて、生活費がないから薬代を立て替えてほしい。」と言う人に出逢った。(1人ではない。)
今回は将来を見て行動することの大切さ、という考え方について書いていきたいと思います。
将来を見て行動する
コロナの蔓延で職を失って生活に苦労されている方がたくさん存在しているのは分かるが、これはちなみにコロナショック以前の話だ。
私ができることは、生活費に困っている知り合いに食事を振る舞ったり、日用品を上げることくらいだが、コロナとは関係なくお金に困っている人が意外にも多い。
沖縄の最低時給はいくら?
沖縄は最低賃金が日本でも1番少なく、沖縄県地域別最低時給は792円(令和2年10月3日改正施行)である。
そもそも賃金が十分とは言えないような状況でも、副業を考えたり、浪費を減らそうという考えを持たずに現状を維持し続ける人が意外にも多い。
年金が1ヶ月4万円の人達
よく耳にする話だと、2か月で貰える年金が8万円なんて人はザラにいる。
納めていた額が少なければ、もらえる額も必然的に少なくなる。
これで生活できるのだろうか?
私は気になるととりあえず聞いてみるタイプなので、質問をすると、
子供たちが月々数万円補助したり、家族ぐるみで助け合って暮らしているという。
私は驚いた。
東京にいたころは、自分のケツは自分で拭けというスタイルで育ってきて、周りにもそういう人が多かったので、いずれ誰かにおんぶで抱っこで生きていこうという思考は全くなかった。
コミュニティ単位で支え合う沖縄
これはある種コミュニティがあるという考え方で見れば一見いいようにも見えるが、子供の心理的・金銭的な負担は大きい。
何故なら、子供たちは今よりも更にもらえる年金が少なくなり、かつ賃金が少ないという状況が変わっていないからだ。
子供たちは少ない賃金で親の面倒を見て、十分な貯蓄をできるのか。
親を助けるのは当たり前だ!と考える人もたくさんいるかもしれない。
病気になったり、なんらかの障害でできることが限られてしまったのは置いておいて、健康的にだらだら過ごして、いざお金がないから支えてくれと言うのは、虫が良すぎないかと思ってしまう。
年金がいくらもらえるかは自分で計算できる。国もざっくりとだが提示している。
それで、いずれ足りないんじゃないか?ということを考えてなんらかの違うアクションを取ることは出来たはずだ。
これは年金に限った話ではなく、同じようなパターンは日常のあらゆる所に存在する。
日常生活の積み重ねが今・未来となる
運動するのが面倒くさくて、動かなかったら高齢になり、今話題になっているサルコペニアやフレイルなどになる人もそうだ。。
(サルコペニア:加齢による筋肉量の低下 フレイル:加齢により生じる可逆的な身体の衰弱)
ちなみに、健康な集団と比べて、フレイルの人は要介護になるリスクが約5倍になるというデータもある。
運動は健康に生きていくためには必須と言ってもいい。
もう一つ、一番ありふれているのは『肥満』だ。
なんらかの疾患で太ってしまうのなら仕方がないが、ほとんどは怠惰によるものだ。
好きなものを食べて、動くことをせず気づいたら肥満になっていた。
なんてことがほとんどだ。
「めんどくさい」で人生が破滅する
何もしない理由を聞くと「動くのがめんどくさくて」、と言う人がごまんといる。
動かなかったり、食生活を変えないのは本人の身体に悪いだけでなく、国の医療費圧迫にも影響していることを忘れてはいけない。
肥満によるリスク
人間は生きている以上、なにかしら他人とつながっている。
自分だけが困るわけじゃない。肥満から派生する病気は思っている以上に多い。
大まかなものは、高血圧、脂質異常(コレステロールや中性脂肪が高い)、糖尿病など、そこから脳梗塞や心臓病などにつながっていく。
それもほとんどが連鎖して起こる。
肥満と言うのは、様々な病気になるためのフリーパスのようなもので、とてつもなく危険だ。
しかし、ほとんどの人は、その危険さに気づいていない。気づいているのに知らんぷりをしている。
「やせたいんだけどねー」
なんて言いながらチョコレートやお菓子を食べて、椅子と一体化するような生活をしているなら未来は地獄かもしれない。
未来は、糖尿病で足を失うかもしれない。視力を失うかもしれない。
脳梗塞で体の半分が麻痺するかもしれない。
決して他人事ではない未来を見れるか。
人生の進むべき道は誰でも選べる。
最悪の地獄に進むトロッコに乗っていると思えるなら、そこから降りてみよう。
歩いた道を探しに行けばきっと消費できるカロリーも減るはずだ。