薬は病気を作る毒であり、治すものではない。
今では、結構こんな情報が周知されてきている。
私自身も医療者として、本当の情報を多くの人には知ってほしいと思っているが、なんの陰謀論だ?なんて思われてしまうことも少なくない。
そもそも「薬」とは何か?
国語辞典で調べてみると、
・・・病気や傷の治療のために、あるいは健康の保持・増進に効能があるものとして、飲んだり、塗ったり、注射したりするもの。
というような記載がある。
ここでまずおかしいのが、薬は治療するものではない。
治療をするのは自分の身体、すなわち自然治癒力だ。
医療業界の学校の不思議
私は薬学部で6年間、薬だけでなく疾患や体の仕組みについても学んだ。
しかし、不思議なのは自然治癒力については一切学ばない。
人間の身体を治すのは、人間の体そのものだ。薬はほとんどの場合は治療の妨げにしかなってない。
風邪で出される不要な薬たち
風邪の症状があり病院にかかることがある。
・咳
・鼻水
・のどの痛み
・頭痛
・微熱
などの症状があると、もしかしたら大きい病気の前触れかもしれない。。なんて思いながら病院を受診すると
「風邪ですね、お薬出しておきます」
なんて言われ何個も薬を出される。
風邪の薬を飲むことはタバコを吸うようなものだ。
風邪の症状を抑えるような薬が出される。
漢方が軸の東洋医学では体の特徴に合わせて体に合った薬を出すが
世界でもメインとなる西洋医学では症状に合わせた薬を出す。
・咳 ←咳止め
・鼻水 ←抗アレルギー薬
・のどの痛み ←痛み止め、炎症止め
・頭痛 ←鎮痛剤 兼 解熱剤
・微熱 ←鎮痛剤 兼 解熱剤
・細菌感染? ←抗生剤
これらの薬は本当に必要なのか判断して服用しているだろうか?
そもそも体の症状と言うのはある種、普通の反応だ。
風邪で生じる体の反応の意味は?
咳・鼻水:体に入ったウイルスや細菌などの異物を体から出すために現れる反応だ。
この反応を無理に止めると異物が体に残り続け、治りは遅くなる
喉・頭の痛み、微熱:体の防衛で炎症物質などが産生され、発熱や炎症物質によって頭痛が起きたりもする。
細菌感染?:そもそも風邪のほとんどはウイルスによる感染であり、抗生剤は効果がない、というよりも抗生剤の無意味な使用により、耐性菌という薬で死なない細菌を体の中で作らせる可能性すらある。
どうしても、集中しないといけない試験や仕事があったりするときに咳止めや解熱剤を使うことも一つの手だが、基本的に薬は体の反応を邪魔しているということだけは覚えておいてほしい。
発熱は異物と戦う重要な反応だ。
熱が出るのは、体を温めて免疫力を上げて異物と戦おうとしているということだ。
なので普段から体を温めておけば感染しにくくなる。
冷たい物の摂取を控え、胃腸に負担をかけないことが体がいつでも戦えるような状態を作るためにも重要な事だ。
薬に頼る前に、体をどのように整えようかと考える方が、コロナも含め体を危険に晒さないためには重要だ。