<自分の行動はいくらでも変えられる、でも理由をつけて変えない>
仕事を辞められないのは?
自分は心理カウンセラーの資格を一応持っているというと、
知り合いから、「仕事が嫌で辞めたい」 という相談を受けることがあります。
自分は「本気でそう思うなら辞めた方がいい」といいますが、
それで辞めるや人は、限りなく少ないです。
「でも、、、」と何かしら理由をつけてやめない方向に自分で持っていこうとする。
話を聞いて欲しいという人間の性なので、それはいいのですが、
時には、「本気で辞めろ」
という場合もあります。
すぐに仕事をやめるべき場合
ある友人の例だが、病院で働く女の子だ。といっても30近いが、朝の7時~23時で13連勤したとかいうレベルでもはや連絡すらつかない事も多々ありました。
久々に連絡が取れたと思ったら、死にそうな感じで疲弊していた。
口癖は「仕事が辛い」
その子は、医者と結婚する!
とアホ丸出しの理由で病院勤務を選んだが、仕事でプライベートまでなくしつつあり、もはや何のために生きているのかも見失っていた。
そんな人に、何でそこで働いているのか聞いてもまともな理由なんて返ってこない。
ここまで働いたんだから中途半端では辞められない とかわけの分からない理由で自分を見失ってしまっていた。自殺なんてしてしまってからじゃ手遅れになる。
自分を見失ってしまっているならすぐにでも辞めていい。
仕事が辞められないということはまずない
仕事で自分を見失う人に、やめて一度冷静になったほうがいいというが、彼らは「辞められない」と言う。
辞められないという事はまずありえないことだ。
行動を縛られたり、檻に入れられたりしていないんだから、逃げようと思えば逃げられない事は無い。
しかし、自分で自分を縛っているのに、周りから縛られていると錯覚してしまう矛盾が無意識かに生じている。
自分はオーストラリア時代に仕事を10回以上変えた。クビになった事も、1日でやめたこともある。いい仕事が見つかったからという理由でやめた次の日には別の職場に行く事もあった。
それを否定する人は多いかもしれないが、海外では案外よくあることだ。
もし急に事故にあって自分が亡くなったら、仕事を休むしかないいう発想
残酷な話だが、人間が一人消えたところで世界は必ず回っていく。
急に事故に遭って死んだら会社になんていけないんだから、行かないという選択肢もあるということだ。
死ぬ必要は無いので、辞めたかったらやめればいい。
もちろん、〇〇日前にやめる場合は通知しろ、などを言われていれば日本はそういうところがうるさいので守るべきだ。
自分の人生は誰のものなのかをじっくり考えてみるとまたひとつ自由に近づけるのではないだろうか。
自分の人生の主役は自分なのだから、行動をひとのためだけに制限しないという考え方があるという事だけでも理解していただけたらと思います。