48 カンピロバクタージェジュニは自由をも蝕む

大阪のカプセルホテルで一泊し、京都へ電車で向かった。

カプセルホテルへの宿泊は初めてだったが、思っていた以上に過ごしやすかった。

 

狭いイメージだったが、自分がともったところは一泊3000円で、普通に胡坐をかいても天井までまだ10センチ以上はあり、横幅も1m以上あり、寝返りも打てるような感じ。

 



テレビも中にあり、ホテル内に大浴場、サウナ、マンガ読み放題の部屋までついていた。

普通に寝て、朝起きたら

 

頭が痛い。頭痛薬を飲んだがまったく効かずにだるさもあったが、京都へ向かった。

 

予想以上に近く、50分もかからないくらいで行けた。

 

京都で別の友人と合流したが、具合が悪すぎて本調子ではないまま、せっかくきたので清水寺へ。

 



死に物狂いで観光をし、早めに新幹線で東京までドロンした。

せっかく会えた友人には申し訳なかったが、結構つらかった。

 

ふらふらしながら家につき、熱を測ると39.6度もあった。

下痢、血便、頭痛、腹痛、発熱。

そういえば4日前に鳥のレバ刺しを食べていたことをふと思い出した。

 

症状と、以前もなったことを考えるとカンピロバクターに違いなかった。

 

カンピロバクターといえば、私が最初の会社を辞める最後の日にかかった思い出の食中毒だ。

今でも忘れられない、異常なほどの下痢。

 

カンピロバクターは、食中毒の中でも便に行く回数がトップクラスだとか。汚い話はここまでにしよう。

 

追記

カンピロバクター食中毒:原因菌であるカンピロバクターに汚染された飲食物(主に鳥)を摂取することで、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛などの初期症状が現れ、次いで吐き気、腹痛の症状、さらに下痢などの症状が現れます。カンピロバクターに感染して症状が現れる潜伏期間は、2日から7日と言われています。カンピロバクター食中毒の主症状の1つである下痢ですが、多くは水様便ですが、粘液や血便もあり(小児では血便を伴うことが多い)、腸管出血性大腸菌o157の症状に似ており素人が見分けることは難しいです。また、他にも38~39℃の発熱があり、腸炎のほかに敗血症や関節炎、髄膜炎などの症状も現れることもあります。