あなたはなんでマスクを付けていますか?
マスクではウイルスの侵入なんて防げない。
最近ではマスク警察と言う言葉も、使われる回数が減ってきたように感じるが、マスクを付けないでコンビニやお店に入ると、店員さんによっては
「マスクをしていただかないと入店をお断りしております」
なんて言ってくることがある。
みんな未知のウイルス?(既に2年ほど経っているので未知ではない気もするが、、)
に怯えて何をしていいのか正しい判断が出来なくなっているのかもしれない。
たまに患者さんと会話をしていて、なんでマスクをするか分かりますか?と高齢の方に聞いてみると
「ウイルスから身を守るために決まっているでしょ」
なんていう答えがほぼ100%返ってくる。
この時点で、なんでそれを行っているのかを考えていない人が多いという風にも思える。
正しく理論をつけて返答をできる人は意外にも少ない。
マスクの隙間とウイルスの大きさ
あなたはマスクでどれくらいウイルスの侵入を防げるかをすぐ説明できますか?
ちなみに答えは
不織布マスクの隙間 5㎛
コロナウイルス 0.1㎛
ちなみにコロナウイルスの大きさは、ゴマ粒1つの1万分の1になる。
不織布マスクでもきちんとセットして、あご、ほっぺた、鼻の部分の隙間をできる限りないようにしないと防げるものも防げなくなる。
基本的にはウイルスは大きさで見れば入り放題だ。
マスクでできることは?
マスクでは飛沫を防ぐことが出来るという。
会話をしたときや、くしゃみなどで唾液が飛んだ時の小さな唾液の粒だと思っていただきたい。それが飛沫であり大きさはマスクの隙間と同じ5㎛ほど。
しかし、実際にマスクで飛沫を防げたとしてもウイルス自体の侵入は防げなけれ感染から体を守れないようにも思える。
マスクをすれば感染を防げるなんて言うのは少し論点がずれている。
もしマスクで感染を防げていたのなら、みんなマスクをしているのに1日1万人も2万人も日本で感染者は出ていないはずだ。
マスクはみんながうるさいからしょうがなくつける
マスクを付ける理由は?と聞かれたら、
「まわりがマスクしろとうるさいから」 と私は答えている。
私は外を歩く時などはマスクを外しているが、マスクを外した状態では人と話をしない。外でマスクをしても、歩いている時などは熱中症のリスクも上り、呼吸もよけいに浅くなり体にむしろ悪い。
マスクをしてない時のリスクと言えば、急なくしゃみや咳で飛沫を飛ばす可能性がある。
電車でもそうだが、もし言葉を発しないならマスクは必要ないのではないかと私は思っている。
マスクを付けることがデフォルトになってしまった現状で、何故マスクをしているか今一度多くの方に見直してほしいと感じた。
言われたことだけやっていればいいという人が多ければこの国は何も変わらないままだ。