35話 我々は革命家を常に待っている。

昨日は公務員の友人数名と飲みに行った。沖縄では役所仕事のエリート達だ。

 

たまたま、オーストラリア時代の友人で公務員になった友達とも別でやりとりしていて、仕事が単調で面白くないという話を聞いた。

 

ここでも同じらしい。公務員と言うのは真面目でこつこつと働きある種の安定の天国にいるようなイメージだったが、あながち間違いではないようだ。

 

部門によっては残業などもあるようだが、お金をしっかりもらえてよっぽど変なことしなければ悪い対応をされることもなく安定のようだ。ただ安定と言うものに面白さは欠ける。

公務員がべらぼうに女性にモテるという事実が表面のお金と安定しか見えていないのも問題のように私には見える。

 

 

役所に行っても、お互いが距離を一定に保っているように感じる。

明るく騒ぐような人は少ない。

 

公務員の友人に聞くと、仕事が楽しくなればいいけど、お互いがそんなに近づこうとはしないし、一歩踏み込むという人はほとんどいない。

 

ここで噛み砕いて考えてみると。

公務員と言う最強の安定職を辞めずにいる人に冒険家は少ないように感じる。理論的には、人生に強めの楽しさを求めていれば、公務員を辞めて別の仕事に就いているからだ。

 

だが、公務員の誰もが、「仕事がつまらない。みんなそこまで踏み入って仲良くなる感じではない」

と口をそろえて言う。

 

ここは誰かが楽しい世界を開拓すれば、きっと職場は面白くなり、人間関係ももっと良くなるのではないかと思った。

すなわち、最初に新たな世界を切り開く革命家が必要だ。

 

安定の仕事と言われる公務員の役所で、新たな切り開きをする人は少数派かもしれないが、同じように革命家を求めている環境はどこにでもあるように感じる。

 

あなたが革命を起こせるようになった時は、必ず長く語り継がれるだろう。

この人が、みんなのつまらないように見えてた世界を変えた人だよって。