69話 飲み会の幹事の仕事はメンバー構成を考えること。

自分は飲み会の幹事を開くことが多々ある。

最近は、自分以外で開いてくれる人がいるので、参加するだけだが、毎回思うことがある。

 

幹事をやる人の中には、しっかりとメンバー構成と全員のパフォーマンスを考えて、飲み会を取り仕切る人と、とりあえず暇な人を呼んで、「なんとかなるでしょ。」というタイプに分かれる。

 

自分は前者だが、たまに後者の考えの飲み会に行くと、気分を悪くして早く帰ったり、幹事を変わることもある。

 

先日も友人の飲み会に参加した。

男の子3人いて、女の子が3人いて、別に合コンとかではなく、仲良い友達と、たまたま石垣島に遊びに来ていた友達を呼んだりだ。

 

適当に人を集めて飲み会が上手くいくことはまずない。

それは今まで100人規模の飲み会の幹事とかをやってきたり、いろんな年代をミックスしたり様々なタイプの飲み会を開いてきた中で、自然と身に付けてきた目かもしれない。

 

適当に集めて多くの人を楽しませるには、複数の聞き上手なカリスマが必要になる。

 

私の中で、飲み会が上手くいくとは、来た人の9割が楽しめていたら上手くいったと思っている。

 

男女の友人の飲み会で、適当にメンバーを呼んで見るからに馬が合いそうになかったら、その飲み会で9割が楽しむことはまずありえない。

 

私は、その飲み会を一旦取りやめし、男だけで飲みに行った。

 

女の子が女の子だけで会話が盛り上がりだせば、男はそこにいない方がいい。

 

むしろ男が盛り上がった時はまた逆もしかりだ。

 

飲み会というものはチームプレーでかつかなり奥が深い。

何も考えずに飲み会を開くと、かしこい人は、その人の飲み会を浪費と考え行かなくなるだろう。

 

噛み砕いて考えてみると、

どんな人も自分の話を聞いてほしいと思っている。

自分の名前を呼ばれることをうれしいと思っている。

 

そこで、一人一人を蔑ろにしてしまうと信用を失いかねない。幹事は幹事なりのまとめることと、より多くの人が楽しめるように気を回すことが必要だと私は考える。